秀和システムが船井電機を完全子会社化するためにTOBを実施することを発表した。買付代金は最大約209億円で、買付予定数は2278万2386株。買付期間は3月24日~5月10日で、公開買付代理人はSMBC日興証券。船井電機は秀和システムの傘下で中長期的な発展・再成長を目指す。船井電機は東証1部への上場が廃止となる見通し。M&Aアドバイザーとしては、秀和システムが船井電機の技術やノウハウを取り込み、事業拡大を図ることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。